レンジファインダーカメラはカメラ界のガラパゴスかもしれない

エクタクローム再販の話題が盛り上がっていますが、フィルムカメラを使いたい欲求とは、僕が思うに、マニュアルフォーカス&手巻上げのカメラが使いたいことなのではないかと感じています(このブログを昔から見ていただいている方は、この時点でオチが分かってしまったことでしょう)。

大半の方はデジイチかミラーレスを使っていると思います。それらの方々がフィルムカメラを使うとしたら、おそらくSLRになると思います。SLRでもAF&自動巻上げはありますが、いまフィルムカメラ云々言っている方々は、MF&手巻上げカメラを想定しているのだと感じます。

現時点でMF&手巻上げができるデジイチは存在しません。今のデジイチではMFさえも昔と比べやりにくくなっていると聞いています。それはファインダーやスクリーンが昔と違い、ピントの山がつかみにくいことにあります。

レンジファインダーカメラはフィルムの時代から、ライカマウントがスタンダードとして存在していたので、多くのメーカがライカマウントに準拠したレンズを作成していました。そしてデジタル時代の現在でもライカはMFレンズとRFカメラを作り続けています。

フィルムカメラを使いたい欲求とは、MF&手巻上げと等価であると仮定するなら、デジタルカメラでそれが実現できる唯一のカメラこそR-D1です。R-D1はフィルムの時代から既にガラパゴスとなっていたレンジファインダーであったことが、逆に幸いしているような気がします。

ここまで考えてくると、フィルムを使わなくてもR-D1ならその欲求を満たすことができますし、僕はそのつもりで使っています。

エクタクロームが再販されることは単純に嬉しいですが、デジタルの便利さを手放す気にもなれません。R-D1はデジタル時代にフィルムカメラを使っている感覚が味わえる唯一のデジカメです。

R-D1


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  • 2019.09.20 Friday
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コメント
プリごろ太さん、あけましておめでとうございます。
このブログを書いていて改めて感じたのですが、フィルムを使いたいのではなくフィルムカメラが使いたいだけなのかもしれません。そうであればR-D1で十分で「確かにそれはあるな」と感じています。

R-D1はフルサイズではありませんが、コシナのレンズでかなりのレンジをカバーすることができますので、割り切りさえあれば十分実用になります。R-D1のCCDは600万画素と小さいですが、びっくりするほどの絵を吐き出します。魅力的なデジカメですよね。
  • 光学太郎
  • 2017/01/09 2:25 PM
bigbearさん、こんにちは。
そうそう、金属感は欠かせないですね。赤瀬川源平氏の「金属人類学入門」なんて本もありましたが、金属カメラの魅力は間違いなく存在すると思います。若い方はどうなのか分かりませんが、銀塩フィルム時代からのユーザである僕などは、カメラに道具としての思い入れを持ってしまいます。金属カメラは物としての「道具感」があり愛着が沸いてきます。
キヤノンT90からのプラスチック成型カメラ、当時としては画期的だったと思います。そしてこれは大量生産・大量消費への入り口であったような気がします。ニコンのF4でさえプラスチックになったほどですから、相当な流れであったのは確かです。
しかしカメラに物としての愛着を求める人からは不評でした。そのため今の高級カメラはマグネシウムを外装を使用しています。ただ質感は、かつての真鍮外装にはかないません。現在真鍮外装を纏っているデジカメはごく一部にしか存在しません。ちょっと残念です。
  • 光学太郎
  • 2017/01/09 2:25 PM
あけましておめでとうございます。
R-D1があればフィルムカメラはいりませんよね(^^;)
自分で現像、プリントをするならフィルムカメラを持つ意味があると思いますが、よそに出すんなら意味ありませんし。私には、マニュアルのデジカメで十分です。
  • プリごろ太
  • 2017/01/09 12:43 PM
おはようございます。
毎度のことながら全く同感ですね。
さらに一点だけ加えるなら・・・
それは「金属感(精密感)=特に軍艦部」だと私は思います。
RD1の遊び心満載の軍艦部は見ているだけでワクワクしますね。
キャノンT90通称タンク(30年前、古いっ)から始まったと記憶していますが、
自由な曲線、加工の「エンジニアリング・プラスチック」がそれからのデザインの主流になって言ったような記憶が。
確かにキヤノンT90のデザイン・機能とも群を抜いていましたが、コストと軽さと自由な加工の曲面とひきかえに失ったもの。
金属のひんやり感やずっしり感、さらに一番肝心の機械としての「精密感」・・・これはマグネシウム合金でも得られない感触だと思います。特に使い込んだときの真鍮肌が見えるあたりはもう、たまりません(笑)
今でもニコンFなどのフィルムカメラがそのまま裏蓋交換でデジタルに変身できれば・・・と夢見ています。(数年前にニコンから特許出願が出ていたときには小躍りして喜んだのですが)
  • bigbear
  • 2017/01/09 7:36 AM
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