EPSON R-D1は使う喜びのあるカメラ

レンジファインダーカメラを愛する人ならきっと好きになるに違いないカメラ、それがEPSON R-D1です。R-D1はその後R-D1s、R-D1xと進化しました。最後に発売されたR-D1xも2年ほど前に生産終了になりました。

 

10年以上前に発売されたR-D1をいまだに使い続けているのには理由があります。その理由は他でもない、R-D1以外に同じ機能を持ったデジカメが存在しないからです。

 

デジカメ市場も頭打ちとなり大手のメーカーも売り上げが下がりだしています。自動車や家電同様、どんどん画一化が進んでいます。スマホでも十分カメラとして使うことができる今、あえてデジカメを持つ理由を良く考えてみると、最後は趣味性の高い製品が残る気がします。

 

世界初のレンジファインダーデジカメのR-D1は、先行するカメラがなかったため、やりたい放題に作られています。もう一度こんなデジカメが出てくることを期待して止みません。

 


R-D1ネタ少々

最近R-D1の話題も特になく、ブログの更新をさぼっていました。スミマセン。しかし微々たるものですがアクセスしてくださる方がいる以上、月に一度は更新しようと思います。

 

R-D1のシャッター音のことについて。僕のR-D1はいつもむき出しで使っているのですが、夏のこの暑さで手が汗でびっしょりになるので、ボディケースを付けてみました。ケース付で使ってみると汗対策はばっちりで、ボディに貼ってあるゴムの劣化を心配することもなくなりました。

 

それ以上に効果があったのがシャッター音です。R-D1特有の少し甲高い音がケースで緩和されて、ちょっとマイルドで静かな音色に変化しました。この音色がかなり良くて、しばらくはケース付で使ってみようと思うのです。

 

ところでコシナのRFデジカメの続報、まったく気配すらありません。期待は少ないですが、いつか出て欲しいものです。

 

R-D1  APO-LANTHAR 90/3.5 (L)

 

R-D1  C.SKOPAR 50/2.5 (L)


 


R-D1を手放したら間違いなく後悔すると思う

僕は10年ほど前にR-D1sを新品で購入しました。当時はレンジファインダーデジカメはR-D1しかなく、唯一の存在でした。この頃はまだミラーレスは影も形もなくて、デジカメの発展期だったと思います。

 

僕がR-D1sを手放したのは明確な理由があります。それはセンサーがAPS-Cサイズだったことです。それ以外の理由はありません。R-D1sではコシナのL/Mレンズやマウントアダプタ+ニコンSレンズを使っていました。でも画角が1.5倍になってしまうことがだんだん嫌になって、手放してしまいました。

 

その後、いくつかの出会いと別れを経験して分かったことがあります。R-D1のようなデジカメは今後二度と出ることはないだろうと。APS-Cサイズのセンサーなど気にしている場合ではありませんでした。その部分を補って余りあるすばらしい機能に気がつきました。

 

2016年の今、まだR-D1を越えるデジカメは出ていません。

 

 

 

X1


R-D1xG新品価格40万超え

価格コムでR-D1xGを見てみたら、価格が40万をオーバーしていました。

既に新品は流通在庫しか存在しないとはいえ、なかなかの価格ですね。

 


R-D1の生産台数

2004年発売のR-D1から2014年に製造終了したR-D1xまで、R-D1系のカメラは何台生産されたのでしょうか。当初の年間生産台数予測では、全世界で年間1万台だったようです。単純計算すると10年で10万台が製造された計算です。

フル生産で1万台作ったのは、長く見ても始めの2年間くらいでしょう。その後はどんどん生産数は減っているはずです。おそらく5万台は作られていないと思いますので、3万台から5万台の間と言ったところでしょうか。デジカメの生産数では非常に少ない台数といえます。とてもレアなデジカメですので、大切に使って行きたいと思います。

デジタルカメラは電池がなくなれば単なる箱なので、使えるうちにおもいっきり楽しむのが基本です。R-D1はすでにメーカでのメンテは受け付けていない(R-D1sとR-D1xはまだ大丈夫でしたっけ?)ので、壊れたら(特に電気系)終わりです。僕のR-D1はもう10年近くたっていると思いますが、まだ壊れる気配はありません。あと5年くらいは使えるのではないかと思っています。



X1
 

R-D1のデザイン 結構いけてると思う

RF(レンジファインダー)デジカメはR-D1系とライカM系の2種類しかありません。カメラデザインの話になると、どうしてもライカMの方が格好が良いという風に言う人が多いのは事実です。実際ライカMデジタルのデザインは、フィルム時代のフィーリングを残していて、すばらしいと思います。

一方でR-D1は、フォクトレンダーベッサのデザインを受け継いでいます。これはこれで十分優れたデザインだと思います。ライカのまねにならず、個性のあるデザインだと思います。

先日ライカM-Dという背面液晶がないデジカメの話を書きました。その中で液晶がないのだからもっと薄くできなかったのか、という要望があると書きました。デジイチほどではないにしろ、デジタルになってカメラの厚みが増したのは事実です。

実際どの程度厚みが増したのか、調べてみました。

ライカM4-2:33.5ミリ
フォクトレンダーベッサR3A:33.5ミリ
ライカM8:37ミリ
エプソンR-D1:39.5ミリ

フィルムカメラはライカもベッサも同じ厚みです。この厚み(33.5ミリ)が、ひとつのベンチマークになります。デジタルのライカは37ミリと数字的には3.5ミリしか厚くなっていませんが、実際に手に取ると厚くなっているのははっきり分かります。これに対してR-D1は39.5ミリとさらに2.5ミリ厚いです。フィルムカメラに比べると6ミリも厚くなっています。

しかし実際にR-D1を手にとってそのデザインを眺めてみると、それほどぶ厚くなっている印象は受けません。それがR-D1のデザインの良さであり凄いところです。

軍艦部の左側は意識的に細く作られています。この部分の厚みはなんと30.5ミリしかありません。この部分はレンジファインダー機構があり、カメラのデザインの中で重要な部分のひとつです。そこをあえて薄くすることで、上から見たときの厚ぼったい感じをなくしています。逆に巻き上げレバー側(右側)は、グリップを考慮して厚くしてあります。

ライカと比べて評価の低いR-D1ですが、僕はそんなことはないと思っています。

この部分の厚みはなんと30.5ミリ!

R-D1に合うフォクトレンダーレンズ(応用編)

今回は応用編ということで前回とは違うレンズを紹介したいと思います。

●SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Asp.
超広角が好きな方には15ミリがお勧めです。15ミリレンズはフルサイズ画角でおよそ22ミリ。超広角レンズの代表である21ミリの代用になるレンズです。ストリートでの撮影では欠くことのできない焦点距離です。
このレンズは最近Type-3が発売されました。僕が持っているのはType-2です。Type-3になってフルサイズデジタルへの対応がなされているようですが、R-D1系で使用するならType-2でも十分です。
若干の周辺光量落ちはありますが、それは超広角レンズにとっては欠点ではなく魅力にも写ります。僕は周辺光量落ちは気にしないばかりか、どちらかと言えば好きな部類ですので、まったく気にしません。完全なパンフォーカスでの撮影も気分が良いです。できれば21ミリの外部ファインダーを使用したいところです。

●NOKTON 50mmF1.5 Asp. (L)
発売当初は価格の割りに高性能で、多くの雑誌で評価が高かったレンズです。開放からボケがきれいでとても魅力的なレンズ。口径も大きくてR-D1に付けると、コンパクトレンズでは味わえない貫禄があります。
その写りのよさもさることながら、大口径レンズを見ているだけでも楽しめます。このレンズは比較的手に入れやすいので、お勧めのレンズのひとつです。

●COLOR HELIAR 75mmF2.5 (L)
現行のF1.8に比べるとかなり小ぶりなレンズです。75ミリをR-D1で使うとおよそ110ミリ強になり、まさに中望遠レンズです。ボケもそれなりにあるので、背景をぼかした撮影や対象物をちょっと強調したいときなどは便利なレンズです。
R-D1では視野枠はありませんので、勘で撮影しています。35ミリ視野枠の真ん中(面積では4分の1)を目安にします。僕はこの方法で撮影していますが、正確ではありませんがだいたい良い感じに撮れます。

●APO-LANTHAR 90mmF3.5 (L)
異常低分散レンズを使用したレンズ。赤緑青の3ラインはAPOレンズの証です。とても発色が良くて惚れ惚れする写りを楽しめます。
R-D1では135ミリ相当で、望遠に属するレンズになります。90ミリはR-D1のファインダーではほぼ性能限界に近いので、慎重なピント合わせが必要です。幸いR-D1のファインダーは等倍なので、ピント合わせには有利です。
このレンズは購入する人も少なかったのか、中古でお目にかかることはほとんどありません。もし見つけたらすぐに手に取ることをお勧めします。


R-D1 SUPER WIDE-HELIAR 15/4.5 Asp.2

なかなかの貫禄です



R-D1 NOKTON 50/1.5 Asp. (L)

青緑赤のラインはAPOの証



R-D1 APO-LANTHAR 90/3.5 (L)

R-D1に合うフォクトレンダーレンズ(基礎編)

R-D1系のボディにベストマッチするフォクトレンダーレンズは何か考えてみました。
先ずは基礎編ということで、オーソドックスなところからいきましょう。
ここにあげた3つの焦点距離は、R-D1に視野枠のあるレンズなので、使いやすいと思います。

●35mm 
Mマウント互換レンズで一番豊富な焦点距離が35ミリです。現行品でもF1.2/1.4/1.7/2.5の4種類があります。この中からどれを選ぶかは好みによるところが大きくなります。もちろん価格も違います。どれかひとつ選ぶならF2.5でしょう。価格的にも手に入れやすいですし、大きさも非常にコンパクトです。

●50mm 
この焦点距離のラインアップは以外に多くないんですね、コシナは。昔だったら50ミリレンズは標準レンズと呼ばれ、一番売れたレンズです。デジタルになって素子の大きさで倍率がかかることが多いため、種類が減ったのかもしれません。
現行品ではF1.1/1.5の二つです。どちらも結構な価格のレンズです。ちょっと試しに購入するという感じではないです。僕のお勧めはLマウントタイプの50ミリです。とてもコンパクトでR-D1にはぴったりです。ただ中古市場ではめったにお目にかかることはありません。

●28mm(25mm)
現行ではF2.0のウルトロンしかありません。このレンズは性能が高く、比較的コンパクトです。価格的に納得できれば良いレンズだと思います。
先日生産完了になったCOLOR-SKOPAR 25mm F4 P(VM)はウルトロンより小ぶりで価格も手ごろです。25ミリなので視野枠の心配をされる方がいると思いますが、心配ありません。28ミリの枠で使用してもほぼ問題はありません。もともと視野枠はアバウトなので、少々の誤差は付きものです。
最後にLマウントのCOLOR-SKOPAR 28mm F3.5は、作りがしっかりしていて好きなレンズです。このレンズも中古市場であまり見かけなくなっています。

僕のお気に入り3本セット(COLOR-SKOPAR 28/35/50 L-Mount)

R-D1の汎用バッテリー

R-D1で使用しているLi-ionバッテリーは、EPSON純正以外の汎用品も使っています。R-D1はバッテリーの持ちがそれほど長くはないので、撮影のの時には必ず予備のバッテリーを持参します。

いまはもう純正品はなかなか手に入らないのと価格も高いので、通常は汎用品を使っています。僕が使っているのはロワ製のものです。いままで特に問題が出ていないので、純正品には及びませんが信頼しています。

先日アマゾンをチェックしていたら、このバッテリーの残りがわずかになっていて、思わず1セット(2本)を購入しました。でも数日後には、在庫が豊富になっていましたので、あわてることはないようです。


R-D1の弱点と思っていた部分の見方に変化が

EPSON R-D1、これほど使い手に訴えるものが多いデジカメは見たことがありません。そんな魅力にあふれたR-D1にも、もう少し改善さらたら良いのにと感じる部分があります。最近そんな部分が、これはこれでアリかもしれない。逆に魅力として考えることもできそうな気がしています。

そのひとつはシャッター音です。R-D1のシャッターはコシナBESSAに似た感じで「ペチッ」って感じです。BESSAより余韻は少ないかもしれません。音量は大きくはないのですが、音質が高音域に寄っているため、少し耳障りに感じます。同じコシナで作っていたZEISS IKONのシャッターに近いものであれば、もっと上品になるでしょう。

そんなR-D1のちょっと甲高いシャッター音ですが、こんな音を出すデジカメはもちろん存在しないので、今となってはむしろ貴重なものではないかと思っています。シャッターチャージのモータ音はもちろん存在せず、純粋なシャッターの音だけです。納得できてしまえば以外に気にならなくなるものです。

もう一つ最近見つけたお気に入りは、ちっちゃな液晶。R-D1とR-D1sに採用されていた2インチの液晶画面です。R-D1Xではこの液晶が入手できなくなったため2.5インチに大型化され、それと引き替えに液晶画面を裏返すことができなくなりました。

この2インチの液晶画面、なくてもかまわないと思うことはありますが、裏返してしまえば無いのと同じ。むしろこの2インチという小ささが魅力に感じてきました。画像の確認といっても写っていることを確認するのがせいぜいで、細かい部分のチェックなどはもちろんできません(する気もありませんが)。滅多に使わない設定変更とどうしてもの時の画像確認なら、この大きさで十分です。

いまはもう入手できないコンパクトな画面は、現在のデジカメの「液晶が主役となった背面」では考えられない控えめさです。

まさに、あばたもえくぼです。




R-D1  C.SKOPAR 50/2.5(L) 


R-D1  C.SKOPAR 50/2.5(L) 


R-D1  C.SKOPAR 50/2.5(L) 


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